試験自体は既卒も新卒も同時に募集されます
一次試験・・・書類審査(全員が受かる訳ではなく、ここで峻別されたようです)
ただし、既卒については就業年限の縛りがないので、3年なくても、1年で通過した受験生も居ましたから、就業年限については余り問題ないと思われます。
二次試験・・・筆記試験と作文
事実上の選考開始になります。全体の試験拘束時間は9:30〜12:15迄です。
筆記はマーク式で、問題が3つのパートに分かれており、それぞれ制限時間内に答えるものでした。10分、15分、30分くらいです。でそれぞれの間に休憩時間がありました。
大きく分けると国語と数学の問題ですが、どちらも名門私立中学の入試の様な感じで取り立てて難しい訳ではありません。発想の転換があれば解けなくはないです。英語はありません。30分の試験問題では、教養としてだと思いますが、経済系の問題が出題されました。米国の経済系の重職者の氏名や、日本の経済史の流れ、円高の仕組みなど、基礎的な経済についての問題でした。商科大学ということもあり、経済の教養問題しか出ませんでした。よくニュースを日頃から見ていれば問題ないレベルです。
作文は「最近の企業倫理(耐震偽装事件やライブドア問題など)について自分の考えを述べる」か、「魅力ある大学とはどういう大学か」のどちらかについて800字程度、60分でした。ただ、最初の題の方は、商科大学の設立趣旨にもふれた上での出題になっていたので、おそらく最初の問題の方を回答する方が印象点は高くなります。魅力ある大学の方は救済措置であると思いますので、勝負したいならば一問目を選択するべきだと思いました。
三次試験・・・面接
主に提出した履歴書・職歴書についての質疑応答です。最初に、大学までの所要時間を聞かれました。近い遠いに関係なく、これはリラックスさせるための様です。その後に正式に「では面接を始めます」といわれましたので。
そのあとに
・自己PR(長所短所にふれて3分くらいでといわれます)
・志望動機(なぜCUCを選んだのかということがPRできれば良いと思います)
・職歴について(過去の職業が大学職員にどう直結するかをPRできれば大丈夫です)
・趣味(たとえば暗算が得意、のようにその場で披露できる事だと披露を求められました)
・大学が少子化問題に晒されている中でどのようにすれば大学が生き残っていけるか持論を求められました
・他、履歴書と経歴書の中から目に付いたところを聞かれました。
四次試験・・・面接と適性検査
最初小部屋に集められ、適性試験を受けました。適性検査はマークシートで、大学職員の適性を見ているものです。
面接は三次と内容は同じですが、担当する面接官が違いました。恐らく三次で他のグループを担当していた面接官が四次で出てきたと思われます。
最終面接
基本的には三次、四次と同じ内容でした。ただ、最終ということもあり、内定がおりたら必ず勤務出来るかということや、それ以外の雑談も多かった気がします。どちらかというと最終的な意思確認の為の面接で落とすための面接ではない気がしました。理事長やそれに類する高級職の方からの面接があったような気がします。
最終面接後に健康診断を受診して大学へ送信しなければなりません。選考期間は全体で一ヶ月です。転職者の場合は在職に気を遣って、土曜開催が主でした。
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